かわいい愛犬のチワワ、爪切りは必要ないと思ってませんか?
爪は少しずつ伸びてくるので切らずにそのまま放置しておくとケガや歩行に障害が出てきます。
おとなしく切らせてくれるチワワもいれば、爪を切ろうとすると暴れたり、歯をむき出して怒り抵抗するチワワもいて大変に思うかもしれません。
最初は慣れないかもしれませんが、チワワにとっては必要なケアのひとつです。
チワワの爪切りは必要?
散歩でアスファルトやコンクリートを歩いて地面に触れていれば、自然と爪は削れてきますがチワワのような室内で多く過ごす犬だとそれほど削れることはありません。
チワワに限らず犬の親指にあたる「狼爪(ろうそう)」は地面に触れることがないので、そのまま伸び続ければ羊の角のように巻いて伸びていき、切りづらくもなってしまいます。
爪を切らず放置しておくと伸びて巻いた爪が指や肉球を傷つけることになり、思わぬケガや歩行困難になりとても痛い思いをするのです。
爪が地面につくと肉球で体重を支えることが出来ず、滑って転びやすくなったりするので関節などに悪影響も与えます。
そのため飼い主さんによる定期的なケアが必要となります。
【チワワの爪の切り方】タイミングと血管を避けて切る
肉球よりも先に爪が地面についたら伸びているサインです。
歩行時、室内でフローリングや硬いコンクリートの上で「カシャカシャ」「カチカチ」など、爪で床を叩くと音がするようになったら切りましょう。
個体にもよりますが、2~3週間に1回は切るようにしましょう。
チワワの爪は筒状になっていて、中に神経や血管が通っています。
爪が長く伸びると血管も一緒に伸びるので、長く伸びてしまった時に爪切りをすると血管まで切ってしまい出血する事態にもなります。
爪の長さは頻繁にチェックし、こまめに切っておけば安全です。
【チワワの爪の切り方】用意するものと方法は?
◆用意するもの
・爪切り
・ヤスリ
・出血した時の処置のためのガーゼ(あれば止血剤)
◆爪の切り方
1.切る長さを確認する
爪が白い子と黒い子で違いますが、光に透かすなどをすれば血管がどこにあるのか確認できたりします。
爪がよく見えるように足先の毛をカットしておけば切りやすくなります。
2.しっかり胴体を保定して足を上げる
大抵は前足を持たれるのがイヤなチワワが多く恐怖を感じやすいので、後ろ足から切っていきましょう。
飼い主さんの体にチワワを引き寄せ、脇で胴体をはさんで抱え込み足を持ち上げます。
肉球をしっかり持ち、指先を広げるようにすれば切りやすくなります。
3.爪の角から少しずつカット
一気にカットしてしまうと血管を痛めてしまう場合があるので、少しずつカットしていきましょう。
角を落とすように何回かに分けて切ります。
親指部分にあたる「狼爪(ろうそう)」のカットも忘れずに。
4.切った断面をチェック
爪が白い子は血管がうっすらと見えるので、血管が通ってない部分を2ミリ残してストップしましょう。
爪が黒い子は慎重に少しずつカットします。
爪の断面の中心が半透明や白い点が見えたら、血管が近いので切るのをストップしましょう。
もし出血した場合はガーゼで押さえて止血します。
少しであればすぐに止まりますが、出血が止まらない場合は病院で診てもらいましょう。
5.ヤスリをかける
最後にヤスリを使って切り口をなめらかにして仕上げましょう。
6.最後は褒めてあげましょう♪
上手に出来ても出来なくても、おやつなどを与えてしっかりと褒めてあげましょう。
たとえ最後までカットが終わらなかったとしても、爪切りは嫌なものだとイメージがつかないよう無理はしないことです。
まとめ
最初は慣れていないので時間がかかるかもしれませんが、なるべくチワワにストレスを与えないように爪切りはすばやくスムーズに終わらせたいもの。
最後までカット出来なくても一本ずつでもいいので少しずつ爪切りに慣れさせていき、出来たら褒めるのが大事です。
無理をして痛い思いをしてしまうと爪切りを見ただけで隠れてしまったり、暴れたりして切らせてくれなくなったりします。
もし爪切りが苦手で自宅でカットが出来ない場合でも、獣医師さんやトリミングの際にお手入れをお願いして定期的にケアしてあげましょう。
電動爪やすりなど便利なアイテムもあるので活用してみるのもオススメです!
かわいいチワワの健康を守るため、爪のトラブルをなくして快適な生活を♪
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