チワワのあしや身体が突然震えだした!なにか病気なのかと驚いたことはありませんか?
心配のない震えやそうではない震え、痙攣が起きたりといった場合もあります。
小さな足や身体が震えていたら心配になりますが、震える理由やどんな時に起こるのかをチェックしておきましょう!
もくじ
チワワの震えって大丈夫?
チワワの足や身体がが震える理由にはさまざまな原因が考えられます。
病気やケガなど具合が悪くなくても震える理由があるので、まずは慌てずチワワの小さな変化にも気を配り適切に対処しましょう。
寒くて震えている
チワワは寒さは苦手です!
チワワのような小型犬やスムースコート、シングルコートの犬種は寒いと体温を保とうとして震えます。
体温を保持する力が弱いのでブルブルと体を震わせて体温調節をしようとします。
寒い時間が長く続くと低体温症になる場合もあるので、もし身体が冷たくなっていたら暖かい場所に連れて行ったり毛布でくるんであげましょう。
風を通しにくい服を着せてあげるのもいいですね。
部屋の温度や湿度を確認し、暖かい環境を作ってあげましょう。
心理的要因からくる震え
チワワを予防接種や診察などで病院に連れて行き、診察台に乗せると震える場合がありますが、緊張と不安から震えます。
散歩中、他の犬やチワワより大きな犬に会った時に追いかけられた、吠えられたなど怖い思いをした経験があれば記憶に残っていて恐怖とストレスから震えるのです。
苦手な人や犬にあったり慣れない場所へ行くと緊張とストレスを感じるのです。
花火や雷など大きな音にも恐怖心があれば、テーブルの下などに隠れて震えながら追い払うように吠えたりといった行動もあります。
こういった状況であれば不安やストレスを取り除くために、その場所を離れたり音を遮断して環境を変えてあげましょう。
恐怖や緊張を解いてあげるように優しく声をかけ、抱っこして落ち着かせてあげましょう。
病気やケガが原因の震えは?
ケガや痛みからくる震え
ケガをしている場合や何かの病気によって痛みを感じている場合に震える場合があります。
ヘルニアや関節炎などによる痛みがある場合、触られると痛そうに鳴いたりするので激しく触らず出来る限り全身をチェックしてみましょう。
ケガだけではなく皮膚炎や腹痛等、見た目からではわからない場合もあります。
動きが鈍かったり動けずにグッタリしてしていれば、明らかに何かしらの病気を疑わなければならないので獣医さんへ連れていきましょう。
嘔吐や下痢からくる震え
チワワや犬にとってチョコレートやナッツ類のような中毒性のある物を誤って食べてしまった場合、突然震えたり嘔吐や下痢だけではなく神経症状を引き起こすことがあります。
明らかに中毒の原因となっているものがわかっているのであれば、それを持参して病院へ行き早く処置してもらいましょう。
高熱・熱中症からくる震え
人間と同じで高熱が出たり高熱が続いた場合、熱中症になった場合に震えたりします。
それと同時に食欲不振や下痢や嘔吐の症状も出たりするので、明らかに何かの病気と疑って獣医さんへ連れていきましょう。
震えとは違う痙攣する病気
てんかん発作
犬の神経疾患のなかで最も多いと言われているのが「てんかん」です。
重度のものから軽度のものまであり、部分発作だと前足だけ痙攣します。
全般発作だと痙攣しながら泡を吹いたり失禁、よだれが止まらないなどを併発します。
てんかん発作の予兆として震えたりあくびをしたり、大量のよだれを出していたりいつもと変わっている傾向があります。
痙攣は震えとは明らかに症状が違うので、獣医さんに相談しましょう。
低血糖
子犬が母乳を飲めていない時や空腹時に症状が現れ身体が震えます。
砂糖水やブドウ糖液、食事を与えることで改善されますが、グッタリしている時は緊急事態です。
生後間もない子犬が痙攣をした場合、成犬の低血糖症は他の病気が原因となっている場合があるので、速やかに獣医さんへ行きましょう。
その他の病気
震えとは明らかに違う痙攣発作を繰り返す病気は他にもあります。
・脳腫瘍
・尿毒症
・ジステンパー
・水頭症
・心疾患
・ホワイトシェイカードッグ症候群
頻繁に痙攣発作を起こす場合はこれらの病気が隠れているかもしれません。
獣医さんへ相談することをおすすめします。
まとめ
チワワが突然カタカタと震えだしたら当然心配になりますよね。
原因は様々ですが、震えている原因を落ち着いて見極めて対処してあげるようにしましょう。
ストレスや寒さなど、ある程度原因が特定されているものもあれば何かしらの病気のせいで震えている場合もあります。
あまりにも長く震えていたり普段と明らかに違う震え方をしたら、病気を疑って早めに獣医さんに診てもらいましょう。