犬を飼っているとお散歩は毎日の日課となりますよね♪
天気が良いと、普段通らない道を歩いて遠回りをしてみたり^^
愛犬もはしゃいでルンルンと散歩に出かけるのですが、散歩中に注意すべき心配事っていろいろありますよね。
いろいろな心配事の中のひとつに、人や犬を見ただけで興奮して飛びつこうとする行動があります。
「飛びつき癖」というふうに言われていますが、このような行動をする犬って結構いるんですよね^^;
そのような行動をしたらどう対処するのか?やめさせる方法はあるのか?
「飛びつき癖」について考えてみましょう!
もくじ
犬の飛びつき癖は危険?
ウチの愛犬は散歩中に人や犬を見かけると、リードをグイグイ引っ張り近づこうと必死に走り出そうとします。
もし近づいていって相手が犬嫌いだったら迷惑だと思うので、リードを引っ張り相手との距離を保ち、人や犬が通り過ぎるまで待つことにしています。
そうするとヒャンヒャンと普段聞いたこともない声を出して鳴いて、二足歩行でピョンピョン跳ねながら近づいていこうとします。
その姿がなんとも可愛いやら、恥ずかしいやら・・・^^;
ウチは小型犬なのでリードを離さず引っ張っていれば制御することができますが、これが大型犬ともなると力が強くて制御が出来ず、相手にケガをさせてしまったりとトラブルになるかもしれません。
小型犬でも大型犬でも、相手にケガをさせてしまうリスクはあります。
もし飛びつく相手が小さい子供だったりお年寄りだったら、驚いて転んで頭を打つなんて事もあり非常に危険です。
私も昔、友達が飼っている大きなハスキー犬に飛びつかれ、ビックリして尻もちをついた事があります^^;
相手にケガをさせてしまったら飛びついた犬ではなく、飼い主さんの責任になってしまいます!
小型犬でも大型犬でも、トラブルの原因となり得る「飛びつき癖」は直した方がいいのです。
犬はどうして飛びつくの?
散歩中にすれ違う見知らぬ人なのに、どうして近づこうとするのかなぁと思ってましたが、どうやらウチの愛犬は人や犬が大好きなようです。
人に飛びつこうとする時
お散歩ですれ違う人や出会う人が自分に目を向けていると解ると、テンションが上がってしまい飛びつこうと近づこうとします。
「わんちゃん、かわいいね~」と行ってくれる親子連れ。
「おとなしくていい子だね~」なんて言われて好意的な目で見てくれる女性。
優しい言葉や視線を送ってくれる人たちには特に自分アピールが強めに出てしまいます。
相手から近づいてきて頭を撫でてくれたらとても嬉しいようで、私も「犬好きな人で良かった~」とホッとします。
しゃがんで愛犬の目線に合わせてくれる人もいて、そうすると飛びつこうとするのをやめるんですよね。
そこで始まるのは相手の匂いチェックです。。。
何のつもりの匂い確認かはわかりませんが、激しくクンクンするのでちょっと恥ずかしくなってしまいます(・・;
でも友人の飼っている愛犬達、飼い主が帰宅するなり匂いチェックが始まり、他の犬のニオイがするとヤキモチからか怒って噛み付いていたので、その事を思い出してしまいヒヤヒヤもします。
犬に飛びつく場合
お散歩の途中で他の犬を見かけると近づこうとしますが、その犬がどのような気持ちを持って行動するかは予測不可能なので、リードを短く持って距離を保ちます。
吠え合ったり、噛みつき噛まれたりでケンカになったりしたらどうしよう?!なんて。
ウチの小型犬は温厚なのでケンカなんてした事はないのですが、あらゆる場面を想像しつつ。。。
でも飼い主さんがニコニコしていてフレンドリーな方だと、かなりの確率で連れている犬もフレンドリーです♪
そんな時はお互いなんとなーく近寄って、犬同士は匂いを嗅ぎ合って、飼い主はお互いの犬を褒め合って(笑)
そんな挨拶を交わした日は、なんだかほんわかした気分になります(*^^*)
おとなしい犬同士が興味を持ち合っているならその場は過ごせるのですが、なかにはそうもいかない犬もいます。
犬が犬に飛びつくのは、どっちが強いのかを確認するための行動だったり、マウンティングをして自分が優位だと誇示を表現するためもあります。
以前、まだ1歳児だった愛犬をドッグランに連れて行った時は他の犬達からマウンティングを何回もされて逃げ回ってて、マイペースな愛犬はパニック気味になっていました。
気が動転していたのか、私の足元へオシッコを何故か引っかけにきて逃亡。
それを見た他の飼い主さんから「ビックリして慌ててるね~^^」なんて言われた思い出があります^^;
犬に飛びつかれたら、人だって犬だってビックリするのは同じなんだから(^^)
犬の「飛びつき癖」をやめさせるには?
普段、家族はみんな仕事や学校で出掛けているので、愛犬はお留守番しています。
誰かが帰宅するとその度に愛犬は喜んで走っていき、飛びついて歓迎してくれます。
嬉しさを体いっぱい表現しているようで、これは飼い主にとっては嬉しくて仕方ない事ですよね(*^^*)
抱っこしてあげて顔を舐めさせたりと、ワチャワチャと撫でてあげるんですが、これが「飛びつき癖」がついてしまう行為を助長させているとは気付きませんでした。。。
気付くのは遅かったけれど、散歩に出会う人や犬に迷惑を掛けたくないので「飛びつき癖」を直すよう実践することにしました。
子犬の頃から訓練しておいた方が覚えやすいけど、子供(犬)の躾は親(飼い主)の役目ですから!!( ー`дー´)キリッ
飛びつき癖を無くすためにはまずは訓練が大事です。
飛びついても良い事が無い!を教えるようにしました。
飛びついたら知らんぷりをして何もせず無視
飛びついてきたら無視をして愛犬が落ち着くまで、撫でたり声を掛けたりはしないようにして、静かになった時にヨシヨシと撫でてあげます。
テンションが上って飛びついて喜んでも「何もない」ということを覚えさせます。
徹底して「オスワリ!」で落ち着かせる
お散歩中に「オスワリ」のコマンドを出して訓練します。
おやつやおもちゃを与える前に「オスワリ」を必ずさせてからが普通でしたが、お散歩中に信号待ち・立ち話など、飼い主が立ち止まったらオスワリが出来るようにさせること。
お散歩ですれ違う人や犬がいたら通り過ぎるのをじっと待つのはやめて、飛びつきモードに入ると察知したらすかさず「オスワリ!」
落ち着かせるということを繰り返し覚えさせます。
オスワリが出来たときには「かわいい~」なんて言われて、また愛犬のテンションが上ってしまいますけどね。。。
最初からうまくはいきませんが、少しずつだけど興奮しながらも「行きたいのに何で?!」みたいな顔をしながらオスワリをしています。
まとめ
犬はいろんな理由があって飛びつくのですが、「飛びつき癖」をそのままにしていると家族だけではなく他の人や犬にケガをさせてしまうこともあり危険です。
通りすがりの人もみんな犬好きとも限らないし、飛びついてビックリさせてしまったら迷惑を掛けてしまいます。
ウチの愛犬はもう子犬ではありませんが、大きくなってからでもコツコツ繰り返し教えて愛犬の自制心を養ってあげましょう!