突然チワワの鼻がブヒブヒ鳴り出した!!っという経験はありませんか?
チワワのような小型犬によく見られる症状として「逆くしゃみ」があります。
逆くしゃみを始めて見る方は、どうしたらいいのか慌ててしまったりビックリしてしまいます^^;
慌てないためにも逆くしゃみという症状を事前にどのようなものか知っておきましょう♪
逆くしゃみとはどんな症状?
何の前ぶれもなくチワワの呼吸がおかしくなり、鼻をブタのように「フゲーフゲー」や「ガーガー」など鳴って呼吸が乱れたようになる症状です。
空気を鼻と口から同時に吸い込んで急激に呼吸をしている状態。
くしゃみを吸い込もうとしているようなので「逆くしゃみ」と呼ばれています。
突然見たこともない動作をするので窒息しないか、どこか具合が悪いのではないかと心配になるくらい苦しそうにも見えます。
ほとんどの場合、十数秒~1分程度で自然に治ってそのあとはケロリとしています。
逆くしゃみは病気ではない
逆くしゃみはチワワやプードルなどの小型犬、パグやブルドッグなどの鼻の短い犬種に症状が多く見られます。
成犬・老犬よりも1歳未満の若齢犬が比較的なりやすい症状です。
逆くしゃみが原因で意識を失ったり倒れたりすることはありません。
原因は未だ解明されてはいないものの、治療は必要ないとされています。
逆くしゃみは「発作性呼吸」と呼ばれていますが、病気ではないので特に治療などは必要のない症状です。
逆くしゃみが出た時の対処法は?
特に病気ではないので症状が出ているあいだはそばで様子を見てあげてください。
1分もしないで止まりますが、なんだか苦しそうにしているチワワをみてるのはツライですよね・・・
飼い主さんが思っているよりもチワワは苦しいわけではないのですが、それでもかわいそうになりますよね^^;
そんな状態を黙ってみていられない方!
すべての犬に効く方法ではないのですが、これで止まった!という対処方法はいくつかありますよ♪
・鼻の穴を軽く塞ぐ
・リラックスできるよう胸やノドを軽く撫でてさすってみる
・好きなおやつのニオイをかがせる
・鼻先に息をふきかける
・舌を触って唾を飲み込ませる
試してみて愛犬にピッタリの方法を見つけてあげましょう。
我が家は鼻穴を指でふさいであげたら止まりましたよ。
それまでは様子をただ見守るか、背中をさすってあげていましたが、意外と簡単な方法で止まりました♪
逆くしゃみではない呼吸の異常
逆くしゃみと似た症状をもつ気管の病気として気管虚脱があります。
「逆くしゃみ」と「気管虚脱」は似ていて見分けがつかない場合が多いです。
飼い主さんは事前に逆くしゃみの動画や気管虚脱、他の気管の病気の動画をみておきましょう。
逆くしゃみとは違う症状が出た時は動画を撮影して、獣医師さんに確認のため診てもらいましょう。
素人判断では判別がつきにくいのと、気管虚脱は肥満から発症することがありますので普段から体調管理をしましょう。
ちょっとぽっちゃり気味のワンちゃんは要注意ですね^^;
まとめ
逆くしゃみのような突然見たこともない症状が現れたらビックリしてしまいますよね。
でも気管虚脱などの病気と疑われる場合もあるので、症状が出たら動画を撮影しておきましょう。
獣医さんでは動画を見ればすぐに逆くしゃみか判断がつきますし、気管虚脱であればレントゲンを撮ればすぐにわかります。
逆くしゃみは特に病気ではないので症状が出ても落ち着いて対処しましょう。