ワンちゃんに毎日与えているカリカリのドッグフード、総合栄養食なので体調管理や栄養の面では欠かせないものですね。
ところが、今までと同じドッグフードをパクパク食べてくれてたのに、急に食べなくなってしまったりすると、よくある事ではあるようですが心配になりますよね。
そんな時、食べてもらうようにする工夫をまとめてみました。
ドッグフードを食べなくなってしまう理由とは?
ワンちゃんがドッグフードを食べなくなってしまう理由はいろいろありますが、いちばんは『ワガママ』ということが挙げられています。
ワンちゃん用のおやつや人間の食べ物を与えると、旨味が多いようなので匂いや味の濃さを覚えてしまってドッグフードを食べなくなってしまいます。
一度味わってしまったおいしさは、味の好みも偏って覚えてしまい、ドッグフードには口をつけなくなってしまうパターンが多いようです。
すると、おやつのおねだりが始まり、飼い主さんもお腹が空いてるだろうからと思ってあげてしまいますよね。
可愛さのあまり普段からおやつを与えたくなったりますが、しつけのご褒美の時だけにあげるなどを徹底した方がいいです。
飼い主さんが食べている時におねだりされると、可愛さであげたくもなるでしょう。
でも、人間の食べ物にはワンちゃんには食べさせてはいけないものが含まれていたりするので、健康を考えるとむやみに与えない方がいいです。
ドッグフードを食べなくなる原因には体調不良も考えられます。
ワンちゃんは繊細な生き物であり、ストレスからくる食欲不振もあります。
様子をきちんと観察し、場合によっては病院で診てもらいましょう。
ドッグフードを食べなかったら片付ける
ドッグフードをあげて20分ほど経っても食べなかったら、思い切って片付けてしまいましょう。
出しっぱなしに置いたままにすると、ワンちゃんはいつでも食べれるからいいやと思ってしまいます。
ご飯が出た時に食べないと食べるときを逃してしまうんだよ、という躾にもなりますのでここは心を鬼にして区切りを付けましょう。
食べないで空腹でいると、黄色い胃液を吐いてしまったりして心配になる時もありますが、病気ではない限り大丈夫です。
お腹が空けば食べるようになりますし、元気があるのであれば水だけで2~3日は何も食べなくても大丈夫です。
ドッグフードに工夫をしてみる
いつも食べているドッグフードが飽きてしまったという場合もあります。
そんな時は、ひと手間加えてあげることで食べてくれるようになる事もあります。
・ウエットフードを活用する
いつものドライフードに缶詰や、レトルトになっているワンちゃん用のウエットフードなどを混ぜてあげれば食いつきが良くなったりします。
上に乗せるだけだと、トッピングの部分しか食べなかったりするのでちゃんと混ぜてあげるといいです。
・市販のワンちゃん用ふりかけ
ワンちゃん用のふりかけもあるので、少量まぜてあげるといつもと違った匂いで興味を示したりします。
・ドッグフードをふやかしてみる
ドライフードを少量のお湯でふやかすと、匂いも強めになるので食べてくれるようになることもあります。
普通のお湯ではなく、鶏肉の茹で汁をかけてあげれば喜んでくれるかもしれません。
・手作りのトッピング
ワンちゃんの好きなものがあれば、それを少し混ぜてあげるのもいいでしょう。
茹でたササミや鶏肉を刻んでトッピング。
かぼちゃ・さつまいも・人参・じゃがいもなど、柔らかく煮た野菜を刻んだものを少し加えてみる。
いずれも味付けはしない水煮か蒸かしたものにし、人間の味付けはしていないものにしましょう。
おやつはご褒美の時だけ!
ドッグフードは食べないけど、おやつは食べるからといって与えていませんか?
おやつの食べ過ぎでお腹がいっぱいになっているからかもしれません。
おやつを与えるのはご褒美の時だけにして、ドッグフードを食べなかった時はあげないようにしましょう。
ドッグフードを食べなくても大好きなおやつはもらえる事を覚えてしまい、ワガママになってしまいます。
おやつは栄養を補うものではなく、そればかり与えていると栄養が偏ってしまいます。
ドッグフードを食べなくてお腹が空いているようでも、それはワンちゃんが選んだ事なので根気強く食べるのを待ちましょう。
まとめ
■ドッグフードは決まった時間に与え、20分ほど経っても食べないようだったら片付ける。
■おやつはご褒美の時だけにし、むやみに与えない。
■食べ飽きてしまっている場合もあるので、トッピングを工夫してみよう。